*セキュリティに関する基準(試案) -- [[reimy]] [#x9b2568c] **考え方の基本 [#i5d7ff1a] -PukiWikiはGPLに基づくオープンソースのアプリケーションである。 --設置者が自由に改変することが認められている。 --使用して発生した問題について、基本的には開発者がその責を負わない。 --基本的に、セキュリティに関する情報は公開されるべきである。 ---但し、対策がとられるまでに問題点だけを無制限に公表することは、セキュリティ上、好ましくない。 **セキュリティに関わる問題を発見した場合の措置 [#p0c4a6db] -発見者は速やかにその問題点をbugtrackで報告する。 --開発サイトのbugtrack以外では原則として公開しない。 --プラグインに関しては、bugtrackでの報告と合わせて、プラグイン作者への報告も行なうのが望ましい。 -緊急度に応じて速やかに対策を講じるように努力する。 --開発者だけでなく参加者全員が、オープンソースの利点を活かして、対策を積極的にbugtrack上に提示するよう努力する。 --設置者は緊急度に応じて、暫定的な対策措置、問題のある機能の利用停止など、それぞれの自己責任で対策をとる。 --最適な解決策が決まれば、速やかに開発版(cvs)に反映する。 -開発版に反映された後、セキュリティに関する問題が発見されたこと、それに対する対策がなされたこと、モジュールのアップデートの必要性をアナウンスする。 --同時に複数のモジュールの変更を伴う対策が必要な場合は、セキュリティリリース版を公開する。 --この時点で他サイトでの公表も認める。 ***補足 [#i0e3049a] ~上記のことは、今回、新たに提案したということではなく、pukiwiki.org開設時から慣例的に行なわれてきたことをまとめたに過ぎない。 ~情報の透明性の確保、迅速な対応について、PukiWikiはこれまでも高く評価されている。 **議論 [#ef784408] //#pcomment